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年月日別ニュース記事一覧

2010年3月1日のニュース

レッドブル総帥マテシッツ氏、現時点では2011年にライコネン起用の考えなし

 今年は世界ラリー選手権(WRC)に挑戦中のキミ・ライコネンだが、シーズンが始まって間もない時期にも関わらず、気が早いことに2011年にレッドブルからF1復帰するのではないか、との噂が絶えない。実際、ライコネンの起用に関してはレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー氏も関心を持っていること自体は否定しておらず、可能性としては存在する。特に今年限りでチームとの契約が切れるマーク・ウェバーが引退を示唆したことからライコネンが後任に抜擢される条件は整いつつあるのではないか、と見る声もある。

 とは言え、ライコネン自身は来年の活動に関しては未定と主張している。彼は夏には検討し始めるだろうと答えるのみで現時点ではまだ何とも言えないようだ。

 しかし、仮に彼がF1復帰を望んだ場合、本当にレッドブルのシートは空けられるのだろうか?

 レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツ氏にとって、その考えは現時点ではないようだ。彼は「AUTOSPORT」に対して次のように述べている。

「そういった話は単なる憶測に過ぎないよ。我々だってキミがどうするのかわからないんだからね。今言えることはキミが2011年に我々のところで走るという話はまだ真剣に検討するレベルのものではない、ということだ。もしウェバーが今年トップクラスのパフォーマンスを発揮したのならば、彼のコックピットをライコネンに与えるようなことはしないだろうからね」

 ライコネンは今シーズンのWRCで手ごたえを掴んだ場合、2011年以降も継続してWRCに参戦する可能性が高いと考えられている。一方で、WRCはあくまでも一年限りの挑戦に過ぎず、2011年の復帰が裏では決まっていると考える声も聞こえてくる。いずれにしても現時点ではハッキリしたことはわかっておらず、話題を進めるには時期尚早だろう。

 まずは今週末のWRC第2戦ラリー・メキシコでの彼の活躍を期待したい。
(記事:nien
■参考情報・・・No plans to hire Raikkonen - Mateschitz
■関連情報・・・

ライコネン、背中の痛み改善されずテストを回避。休養をとってラリー・メキシコへ

 今週末に第2戦ラリー・メキシコを控える世界ラリー選手権(WRC)だが、F1から同シリーズへの挑戦に臨んでいるキミ・ライコネンは準備のために予定されていたテストを痛めた背中の状態が思わしくないために大事を取って中止したことを明らかにした。ライコネンの背中の痛みはラリー・メキシコ出走に関しては問題ないものと見られているが、テスト実施によって悪化することを懸念して避けたようだ。

 ライコネンは次のように述べている。

「当初はグラベルでのテストに参加してそこでのC4の挙動を確認したかったんだ。でも背中が少し痛くてやめることにした。残念だけどね。でも、メキシコへ出発するまでの間に少しでも休んだ方がいいと思ったんだ。2戦目にはできる限りベストコンディションで臨みたいと思っている」

 また、週末のラリー・メキシコは初戦よりも自信を持っているようだ。

「僕はグラベルではもう少し楽になるんじゃないかと思っている。マーカス(・グロンホルム)もそう言ってくれたしね。ただ、とにかく僕は経験が少ない。本当はもっともっと走りこむべきだと思う。まあ、それでも僕もペースノートへの自信もついてきたし、第2戦はもっとうまくいくと思う。コンスタントに上位進出できるようになればいいね」

 初戦を終えた時点でのドライバーズ・チャンピオンシップはミッコ・ヒルボネンがトップ、2番手にセバスチャン・ローブと続き、ライコネンはノーポイント。グラベルでのラリーでの活躍に期待がかかる。
(記事:nien
■参考情報・・・Back pain prevents Raikkonen test
■関連情報・・・

2010年シーズン、シンガポールGPチケット販売開始!

 F1至上初のナイトレースとして2年前にカレンダー入りしたシンガポールGPも今年で3回目の開催を迎える。これまでの興行成績は申し分なく、シンガポールの美しい夜景の効果もあって盛況だ。そのシンガポールGPが例年通り、3月1日に早くもチケット販売を開始した。ツアーではなくチケット単品での購入による観戦を考えている方は早めの購入がオススメだ。なお、開催日程は9月24日にフリー走行、25日にフリー走行と予選、26日に決勝レースとなっている。

 現在公式サイトで販売されているチケット種別はグリーン・ルーム、グランドスタンド、ウォークアバウトの3つ。ウォークアバウトは今年から導入された新しいチケットで、サーキット内を歩き回れるというもので値段も低く抑えられている。ゾーン4に限定したウォークアバウトは日本円で約10,683円だ。もちろん3日間通し券である。

 それぞれの主な値段は下記の通り。全て3日間通し券。為替レートは1シンガポールドル=63.592993円で計算。また、下記値段は4月30日までに購入した場合の早期割引がきいた値となっている。17%前後安くなっている。

・グリーン・ルーム:238,155円
・グランドスタンド(ピット、ターン1、ターン2):69,189円
・グランドスタンド(ターン3):62,794円
・ウォークアバウト(プレミア):22,117円

 詳細は公式サイトへ。
(記事:nien
■参考情報・・・シンガポールGP
■関連情報・・・

第32期 鈴鹿サーキットクイーンが決定

 鈴鹿サーキットは第32期の鈴鹿サーキットクイーンの選考を終了、5名のメンバーを決定したことを発表した。昨年の31期の4名から今年は一人増えている。計9名によって今年は活動を行っていくことになる。今回選ばれたメンバーは前田真実さん、長門亜弥さん、古川みゆきさん、後藤和江さん、山岸美穂さん。選ばれたメンバーのプロフィール等の詳細はまだ公表されていない。

 メンバーの写真は下記PDFファイルからご覧になれる。

 http://www.mobilityland.co.jp/pressroom/suzuka/2010/02/0228_cq.pdf

 以下、プレスリリースより。

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鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)では、2月27日(土)、32回目を迎えた「鈴鹿サーキットクイーン選考会」を開催し、新しい鈴鹿サーキットクイーン(32期生)5名を決定いたしました。
2010年は、今回の選考で決定した 32期生 5名と、昨年選ばれた31期生の4名をあわせた計9名の鈴鹿サーキットクイーンが活動いたします。

彼女たちは、3月20日(土)21日(日)に開催される『2010 AUTOBACS SUPER GT Round1 SUZUKA GT300km』を皮切りに、鈴鹿サーキットで開催されるレースイベントにおいて、勝者を祝福する“幸運の女神”としての役割を担います。さらにゆうえんちモートピア、リゾートエリアで開催されるイベントや、様々なメディアへの出演・ガイド役として、幅広く活動してまいりますので、彼女たちの今後の活躍にご期待ください。

【今回の応募総数 約100名】 

■鈴鹿サーキットクイーン 第32期生

前田 真実
長門 亜弥
古川 みゆき
後藤 和江
山岸 美穂

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(記事:nien
■参考情報・・・鈴鹿サーキット 広報発表
■関連情報・・・

ホセ・マリア・ロペス、F1デビュー失敗へ……

 USF1のレースドライバー、ホセ・マリア・ロペスはチームの2010年F1参戦プロジェクトが頓挫しかけていることから他チームのシート獲得を目指して交渉を進めてきたが、失敗に終わったことがアルゼンチンのメディアにより報じられている。ロペスはカンポスをターゲットとして交渉してきたが、カンポスはブルーノ・セナのチームメイトとしてカルン・チャンドックを起用することを決定したと見られている。

 また、ロペスはUSF1とステファンGPが合併することを期待していたようだが、この話も実現しなかった。

 合併交渉はUSF1の支援者の一人、YouTube共同創業者チャド・ハーリー氏によって進められてきたが、他の投資家の妨害によって決裂したことが明らかになっている。USF1にはマシンがない為、彼らが開幕戦に参戦できないことは確実であり、参戦を2011年まで1年間延ばすことをFIAと交渉中とされている。FIAが参戦権を持ったままの延期を認めるとは考えにくいため、彼らの挑戦は終焉となるだろう。

 従って、ロペスのF1デビューもお流れになってしまった、ということになる。

 ロペスはアルゼンチン政府の支援もあり、高額持参金を持ってUSF1と契約したが、すでに前払いで100万ドルを支払済みだということだ。おそらく彼はチームに返金を求めるはずだが、チームに返金に対応できるだけの資金が残っているかどうかは不明である。場合によっては訴訟になるかもしれない。

 ロペスは「Clarin」に対して次のように述べている。

「USF1は僕に対して本当は存在しないレースシートを売ったんだ。僕らにとっては本当に大きな失望だよ」
(記事:nien
■参考情報・・・Lopez looks set to lose 2010 race seat
■関連情報・・・

フェラーリがFIA批判。カンポス、USF1、ステファンGPへも辛辣な表現で言及

 フェラーリがFIAの元会長マックス・モズレー氏に対して良い感情を抱いていなかったことは昨年のF1分裂騒動を見ても明らかであるし、選ばれた新規参入チームに対して厳しい目で接してきたことも事実である。そして現在参戦権を得ようとしているステファンGPに対しても冷ややかな対応を取ろうとしているのではないか、との懸念の声も聞こえている。そんな中、彼らがFIAや新規チームに対して記した記事をリリースしたことが明らかになっている。

 フェラーリは現在では日本語サイトも用意したので、記事は日本語で読めるようになっている。

 以下、いくつか注目の記述を拾ってみたい。

 まずはカンポスに関してだ。

「12 番目のチーム『カンポス・メタ』は株主と経営者が変わり、少なくとも『跳ね馬の囁き』が入手した情報によると、正体不明のホワイトナイトからの資金調達が得られたといいます。しかし結局のところ、ダッラーラの設計するマシンがカタルーニャサーキットを走る姿は見られないでしょう。ブルーノ・セナが F1 マシンを操縦する姿は、バーレーンのサクヒールサーキットまでお預けです」

 次にUSF1。

「13 番目のチーム、ノースカロライナ州シャーロットが本拠地の『 USF1 』は混迷を極めています。一部ゴシップによるとキルチネル大統領からの援助によってアルゼンチン人ドラーバー・ロペスの F1 残留が決まり、仰天する中全てを一から始めなくてはならない状態で、誰が『全て順調に進んでいる』とう恥ずべきコメントを出すかを思案中だということです」

 最後の一文はちょっと辛辣かもしれない。いずれにしてもUSF1のプロジェクトは頓挫寸前と見られている。何といってもマシンがないのだ。それではどうしようもないとしか言えそうにない。

 そして、目下メディアの話題の中心であるステファンGPについてはこう述べている。

「また、『森の賢者』たるフクロウたちの存在があります。彼らは FIA との訴訟に始まり、トヨタの生き血を吸い、不謹慎なスキャンダルを起こした揚句、恐らく前出のホワイトナイトの助けを借りて、新たなフリースポットを得ようとしています」

 最初のFIAとの訴訟というのは、昨年春に参戦権を得られなかった際にステファンGPがFIAの審査に対して批判の声を上げたことだ。当時、コスワース・エンジンを使用するチームにしか参戦権が与えられなかったことで、既存エンジンの供給を受けることを考えていたチーム代表達はFIAの審査に対して不満の声を上げていた。

 最後にFIAの元会長モズレー氏批判が始まる。

「これは FIA の元会長の遺産なのです。彼らは経費を削減し、小規模チームを F1 に参加させました。その結果 、2つのチーム がチャンピオンシップの冒頭から喘いでいます。そして第 3 のチームが見えざる手(アダム・スミスのものでないことは確かですが)によって押さえつけられ、未だ第 4 のチームは目をつけられています。 F1チャンピオンシップは BMW やトヨタを失い、ルノーはチーム名だけが残りました。果たしてそれは価値あることと言えるのでしょうか?」

 彼らの言い分はある部分では正しく、そうでないものもあるだろう。FIAが強行にコスト削減を断行しようとしたことでグリッドに並ぶマシンの数が維持できたと言えなくもないからだ。もちろん、現在の世界情勢を考えればモズレー氏が何も動かなかったとしてもFOTAは一致団結して独自にコスト削減を推し進めた可能性は高い。そうなるとフェラーリが言うようにモズレー氏は厄介なことしかしなかった、ということになるだろう。

 いずれにしても、F1が長い歴史のなかで一つの岐路に立たされていることは間違いない。
(記事:nien
■参考情報・・・跳ね馬の囁き「一体誰の時代か?」
■関連情報・・・

バリチェロ、ウィリアムズが旋風を巻き起こすと自信を見せる!

 今オフのテスト・シーズンにTwitterで様々な情報を流してくれたルーベンス・バリチェロだが、メディアに対するコメントも豊富だ。彼がこれだけ口を滑らかにしているのはウィリアムズの新車FW32のポテンシャルの高さが一つの理由になっているようだ。ウィリアムズはテスト中、時折素晴らしいペースを発揮しており、注目を集めていた。当初は久しぶりに復帰するコスワース・エンジンの力が見えなかったこともあって戦力が過小評価されていたが、今では十分にセカンド・グループで戦えるとの予想が増えている。

 バルセロナ合同テスト最終日こそバリチェロは7番手タイムと中位に留まったが、前日のニコ・ハルケンベルグは堂々のトップタイムだ。マシンの信頼性も十分に高まりつつあり、スピードも備わってきた。バリチェロもシーズンインに向けて楽観的に構えている。

 彼は次のように述べている。

「金曜のニコのタイムは僕らが初めて試した軽量タンクでのアタックだ。僕らは確実に何人かを驚かせたと思うよ。突然ウィリアムズのことがパドックの話題の一つになったからね。実はこの冬でヒーローになろうと思えば簡単だったんだ。全てのテストで軽量タンクでやればいいんだからね。全てのテストで1番になれたと思うよ。でも、それではマシンから何が得られたか答えられない。当然そうじゃないよね。僕らには競争力があるし、ウィリアムズ・コスワースは今シーズン、サプライズを与えるチームの一つになるだろう。とにかくマシンは競争力のあるレベルに達していると感じている」

 ウィリアムズのスピードが本物ならばザウバー、ルノー、フォース・インディア、トロ・ロッソにとっては脅威となるだろう。場合によってはマクラーレンやメルセデスGPを食う力を持っている可能性もある。

 ウィリアムズが復帰に向けてモチベーションの高まっているコスワースのスタッフらをどこまで喜ばせることができるのか注目である。また、昨シーズン、チャンピオンシップ争いに加入したことで調子を上げたバリチェロのウィリアムズでの挑戦にも期待したい。
(記事:nien
■参考情報・・・Barrichello tips Williams to surprise
■関連情報・・・

今回の雑誌STINGERはシューマッハファン必見の内容!

 独自の特色を備えた新F1雑誌、「STINGER-magazine」の第3号が発売された。STINGERは雑誌としては珍しい横開きの装丁になっているため、一見しただけでも普通とは違う。記事の構成も一般のF1誌と異なり、少々マニアックなものになっており、すでに愛読している方も多いだろう。私も今号はまだ購入していないが、購入予定だ。

 基本的にほとんどの雑誌に目を通しているが今回のSTINGERはシューマッハファン、可夢偉ファンにとって嬉しい企画が多い。

 以下はSTINGER公式サイトからの雑誌紹介記事だ。

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"シューマッハは奇跡を起こすのか!"
◆"He's Back!"。
ターミネーターのようなシューマッハがシルバーの表紙を飾って全国有名書店で好評発売中!

◆メルセデスGPステッカー付き!
特別付録:[STINGER]特製シューマッハ復活記念

◆M.シューマッハの巧みな足さばき、
チャリティサッカーの様子も一見の価値あり→

◆QRコードで聴けるマガジン
・・・シューマッハの初テスト直後のインタビュー音声、可夢偉の2009年ブラジルGP直後のコメント音声、TMGのシミュレータールームで収録した走行音を、QRコードからスティンガー・モバイルにつないで聴ける、"マガジン&携帯サイトのジョイント企画"もお楽しみください。

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 なお、今後はF1雑誌紹介記事も行っていく予定である。オートスポーツ、F1速報、グランプリトクシュウ、F1 RACING、そしてSTINGERなど、意外と種類が多いので、全てを買っているファンも少ないはずだ。そこで、ざっとした内容紹介を取り上げ、少しでも雑誌選定の助けになればと思う。
(記事:nien
■参考情報・・・STINGER-magazine vol3好評発売中!
■関連情報・・・

BMWザウバー、バルセロナ合同テスト4日目レポート。可夢偉はポジティブ!

 BMWザウバーにとってバルセロナ合同テスト最終日は完全な満足感を得られる一日とはならなかった。午前中にギアボックスのトラブルが発生して2時間ほどのロス、それ以外にも燃料システムのトラブルが発生するなどスムーズな流れで一日の作業を進めることができなかった。可夢偉もロングランができず、少々フラストレーションが溜まったかもしれない。しかし、トラブル発生は視点を変えれば、シーズン前に問題の洗い出しを少しでも行えたと言えるため、下を向く必要はないはずだ。小林可夢偉もウィリー・ランプ氏もシーズンを前にポジティブに構えている。彼らの準備は万全だ。

 結局、可夢偉にとってはバルセロナでのテストは完璧なものにはならなかった。前日は悪天候に妨害され、この日はマシン・トラブルだ。ベストタイムも1分20秒911と奮わず、全体で8番手となっている。しかし、いくつかのトラブルが発生した中でも67周を走ることができた点は良いことだろう。

 これまでの15日間のテストを振り返ってみればBMWザウバー、C29のマシンはまずまずのポテンシャルを発揮したように見える。彼らが現時点でトップグループに入っていなかったとしても、フェラーリ、レッドブルからそう大きく離されているわけでもないはずだ。チャンピオンシップで十分に戦っていけることは間違いなく、ファンにとっても期待が持てる。

 なお、チームは早々にバルセロナから引き上げ、一旦ヒンウィルのファクトリーへと戻る。

 その後、今回のテストデータの分析、トラブルの解決に向けた作業、調整が行われ、開幕戦バーレーンの地へとマシンを送り込む。

 今シーズンのザウバーには期待していいだろう。少なくとも昨年のオフに比べればポジティブな点が多い。昨年のザウバーがKERS開発に振り回されていたことは記憶に新しいだろう。

 以下、可夢偉、ランプ氏のコメント。

■小林可夢偉

「テクニカル・トラブルが発生したことで予定していた距離を走ることができなかった。それでも、レースの予習を確認することはできたし、僕自身にとっては良い一日だったと思う。このことは昨日も言ったことだけど、僕にとってとても重要なことだと思っている。また、テスト自体の経験も僕の糧になっている。バーレーンへの準備は大丈夫だよ」

■ウィリー・ランプ:テクニカル・ディレクター

「セッション序盤こそ良かったが、途中からマシンの信頼性の問題でテストを中断せざるを得なくなった。朝はシフトに問題が発生した。詳しく調べないとね。それに午後は燃料システムの問題だ。しかし、どちらの問題も開幕戦までには解決できるよ。また、バルセロナでは新しい空力パーツの評価も行った。これは良かったね。風洞で想定していた通りのパフォーマンスがでていたからね。そして、ここでは技術的なセットアップを最適なものにすることに注力した。我々のシーズンへの準備は万端だよ。忙しい四週間だったが、レースが楽しみだ。マシンの全体的なパフォーマンスには満足している」
(記事:nien
■参考情報・・・Reliability issues disrupt BMW Sauber's day
■関連情報・・・

ステファンGP、FOM、FIAへプレッシャーを掛ける!参戦権獲得に自信

 連日のようにステファンGPの話題が世界中の関係メディアの紙面上で賑わっているが、2月末日にも新たな情報が流れている。チーム代表のゾラン・ステファノビッチ氏がプレスリリースを発行。FIA、FOMへプレッシャーを掛けると共に、開幕戦バーレーンGPへ参戦することへの自信を示した。

 ステファンGPはトヨタからの技術支援を受けていることから、チーム体制の構築は比較的スムーズに行うことに成功している。元トヨタのスタッフを含めて雇用も順調で、マシンもトヨタが2010年に向けて開発してきたTF110をほぼそのまま譲り受けて開発を継続してきた。施設もTMGのケルンのファクトリーを使用しており、実体としては完全な「新規チーム」とは言えないほど立派な体制に育ちつつある。

 TF110をベースに開発が続けられてきたマシン、S-01は1台が完成済みで、2台目も今週中に完成予定となっている。もちろんバーレーンへの輸送も十分に間に合うスケジュールだ。

 そしてドライバー・ラインナップもほぼ確定している。中嶋一貴とジャック・ビルヌーブがコンビを組むことになり、パストール・マルドナドがテスト&リザーブドライバーに就任する予定だ。ビルヌーブのシート合わせも本日中に実施予定となっている。

 チームを支援するバックアップ体制も充実している。

 もともと彼らのプロジェクトはセルビアの国策の一つと捉えられていることもあり、政府からの支援を取り付けている。また、チーム代表ステファノビッチ氏が率いるエンジニアリング企業AMCOの支援も当然だろう。とは言え、バックアップの規模に関しては依然として不透明なことは否定できない。今後何年間に渡る運営資金の目処がついているのか、それはわからない。しかし、ここまで述べてきたように彼らの準備は参戦権がないことを除けばおよそ完璧と言わざるを得ないものだ。

 それだけにここまでの体制を築き上げてきたステファノビッチ氏は苛立ちを隠していない。

 ここ1、2週間に渡る連日のメディアへのコメントもその表れの一つだろう。明らかに焦りの色が見えており、早期決着を望んでいる。早く参戦権を得たい、との気持ちは多くのコメントからもハッキリとわかる。

 そのステファノビッチ氏が2月28日に再びプレスリリースを発行した。

 彼はその中で次のように述べた。

「ステファンGPがFIA 2010年F1ワールドチャンピオンシップを戦う能力があることを再確認させたいと思っている。もちろんFIAとFOMが同意してくれた場合に限るので、我々は彼らF1ファミリーが正しい決定を下してくれるものと信じている。もうこれ以上この事についてプレスリリースを発行するつもりはない。我々はバーレーンで我々のチームをお披露目できることを楽しみにしている」

 なお、ステファンGPは3日にS-01を発表、シェイクダウンを行う予定である。シェイクダウンは中嶋一貴が担当する可能性が高い。
(記事:nien
■参考情報・・・ステファンGP
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バルセロナ合同テスト4日目(2010年2月28日)

 今オフ最後の合同テストセッションが28日、スペイン、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。オフの合同テストはこれが最後であり、チームはこれからファクトリーへ一旦戻り、最後の分析・調整などを済ませた後、急ぎバーレーンへと飛ぶ。シーズンインを迎える前の最後のテスト日はルイス・ハミルトンがトップタイムを記録することで締めくくった。また、期待のルーキー、小林可夢偉は8番手タイムをマークしている。

 前日は午前中に雨が降ったり止んだりした影響で難しいコンディションになってしまったが、この日は前半の2日間と同様にドライコンディション。各チームは開幕戦に備えて予選シミュレーション、決勝シミュレーション、セットアップなどの、より実戦的なプログラムに取り組んでいる。

 その中でレッドブルは前日に悪天候とマシントラブルのために多くの距離を走ることができなかったセバスチャン・ベッテルをこの日も起用。本来はマーク・ウェバーが終日ドライブする予定だったが、午前中をベッテル、午後をウェバーと振り分けた。

 また、BMWザウバーの可夢偉の周回数が少ないことが気になるが、彼らは残念ながら最終日に燃料システムトラブルに遭っており、やや不満の残る一日となった。これまでのテストでは信頼性の面で確かな手ごたえを感じていたチームだけに、最終日のトラブルは残念である。

 以下、タイムシート。

1位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン/MP4-25)1:20.472(134周)
2位:マーク・ウェバー(レッドブル/RB6)1:20.496(59周)
3位:フェリペ・マッサ(フェラーリ/F10)1:20.539(113周)
4位:エイドリアン・スーティル(フォース・インディア/VJM03)1:20.611(99周)
5位:セバスチャン・ベッテル(レッドブル/RB6)1:20.667(76周)
6位:ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP/W01)1:20.745(122周)
7位:ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ/FW32)1:20.870(83周)
8位:小林可夢偉(BMWザウバー/C29)1:20.911(67周)
9位:セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ/STR5)1:22.135(87周)
10位:ロバート・クビサ(ルノー/R30)1:23.175(106周)
11位:ヘイッキ・コバライネン(ロータス/T127)1:25.251(65周)
12位:ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン/VR-01)1:26.160(47周)
(記事:nien
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