マクラーレン、新型ディフューザの投入を断念。予選、決勝は通常版に戻す
2010年07月10日 18:13:59 (記事: nien)
チームにとってもルイス・ハミルトンにとっても、そしてジェンソン・バトンにとっても母国グランプリとなるイギリスGPの週末を迎えたマクラーレンだが、初日金曜日の取り組みは失敗に終わった。新型ディフューザを投入したものの、良い結果を得られず急ぎ通常版へ戻す作業に取り掛かっている。土曜日、日曜日のセッションでは通常版に戻される。
新型のディフューザは排気吹き付けタイプのもので、新しいアップデート・パッケージの目玉だった。
ところがハミルトンもバトンもこのパッケージの操縦性とセットアップの難しさを訴え、僅かな時間で取り外されることになってしまった。バトンは次のように述べている。
「今日のマシンは思っていた以上に難しかったよ。とにかく新しいパッケージではセットアップができなかったんだ。とにかくやるべきことは山積みだ。特にサーキットの何箇所かでドライブしにくくなってしまう。もちろん特定の部分では前進していると思うけど、バランスが悪い」
マクラーレンは結局、通常の排気管のパッケージへ戻す作業に取り組んだ。新型は今後再び改良が施され、ドイツGPのセッションで投入される見込みだ。
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