エプシロン・ユースカディ、FIAの決定の遅延を懸念。開発期間不足に陥る可能性を指
2010年06月23日 19:50:54 (記事: nien)
2011年シーズンからのF1参戦を目指してFIAにエントリーの申請を行ったスペインのチーム、エプシロン・ユースカディだが、チーム代表であるホアン・ビジャデルプラット氏はFIAの決定の遅れを懸念している。遅延はマシン開発に必要な期間の不足という問題を引き起こすばかりか、チームの資金集めにも影響を与える。彼はできるだけ早く決定を下してほしいと願う一方で、遅延した場合にプロジェクトをどこまで事前準備しておくか、難しい状況に置かれていると明かした。
ビジャデルプラット氏は「Autosprint」のインタビューで次のように述べている。
「私は楽観視しているつもりだが、FIAが8月末よりも早くに発表を行わないのではないかと心配している。そうなると承認されたチームのマシン開発期間がとても短くなってしまう。それに、来年のチャンピオンシップへの参戦が可能かどうかわからない状態で投資を始めるべきなのかどうか、難しい判断を求められるだろう」
また、チームを支える投資家の当てについて彼はこう述べた。
「我々のチームへの投資に高い関心を抱いている大規模な国際的企業と交渉している。以前からね。2週間以内には今後についてより詳しいことがわかってくるはずだ。チームの力を向上させていくことを考えれば、最初に1億ユーロ(約112億円)は必要になってくる。参戦するだけなら4,000万ユーロで可能だがね。それだと、ただ参戦するだけになる」
(参考情報:、関連情報:特になし)
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