マッサ、フェラーリ残留を望むも、万一に備えて他チームとも交渉
2010年05月26日 06:55:21 (記事: nien)
今年末でフェラーリとの契約が切れるフェリペ・マッサだが、彼自身の希望は残留にあるようだ。しかし、最近ではロバート・クビサ、マーク・ウェバーらが2011年にフェラーリに加入するという噂が浮上している。おそらく具体的な根拠のない噂だと考えられるが、可能性はゼロではないだろう。特にウェバーの今シーズンの活躍ぶり、ルノーにおけるクビサのハイレベルなパフォーマンスはフェラーリ首脳陣の関心を惹きつけても不思議ではない。
フィンランドの「Turun Sanomat」紙はマッサとフェラーリとの契約延長の交渉が開始されたと報じている。
しかし、その交渉とは別に、万一に備えて彼のマネージャーであるニコラス・トッド氏はルノーを始めとする他チームとも交渉を始めたということだ。マッサが放出された場合、新たにフェラーリに加入するドライバーと実質的にトレードとなる可能性が高いと見られている。クビサが加入した場合にはルノー、ウェバーが加入した場合にはレッドブル、という形だ。ただ、そう上手くいく可能性も確実ではなく、ルノー、レッドブルのシートを得られないことも考えられる。
とにかくマッサとしてはフェラーリ残留が第一希望だろう。
マッサは自身の去就について次のように述べている。
「僕はフェラーリのことが本当に好きなんだ。皆が僕のことを理解しているし、僕もそうだ。でも、速いマシンを持つチームが僕に関心を持っていることは嬉しい。それでも僕の第一希望はフェラーリだよ」
(参考情報:、関連情報:特になし)
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