ライコネン、去就決定には時期尚早。F1復帰をするかどうかは今年後半に決める
2010年04月29日 06:34:22 (記事: nien)
世界ラリー選手権(WRC)で2戦連続で入賞したことでようやくラリーでの戦いに慣れてきた感のあるキミ・ライコネンだが、彼には依然として2011年シーズンからのF1復帰の噂が絶えない。彼が現在契約しているレッドブルは当たり前だがF1チームも所有しており、ライコネンがマーク・ウェバーの代わりにセバスチャン・ベッテルのチームメイトになるのではないかと噂されている。
しかし、ライコネンは以前から態度を変えておらず、やはりまだ方針は決めていないという。
彼はラリー転向を決めた時から、2011年の去就については2010年中盤以降に決断することになるだろう、と述べてきた。その考えは変わっていないようだ。ライコネンは「Turun Sanomat」紙に対して次のように述べている。
「まだ決めていないよ。そもそも決めることを急いでいるわけじゃないからね。どういう可能性があるのか見守る必要もあるし、僕自身、何が自分にとってもっとも面白いと感じるのか考える必要がある。今年の後半のどこかで決まると思うよ」
だが、周囲の見解はすでにライコネンがラリーを継続する可能性が高まっているのではないか、というものに移りつつあるようだ。それはライコネンがラリーの世界にいるほうが幸せに見えるからだという。ライコネン自身、次のように述べており、ラリーの雰囲気を気に入っていることを明かしている。
「F1が20年前に戻れば、今のラリーと同じようだと思うよ。プロフェッショナルでいて、少しリラックスした雰囲気でもあるんだ」
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