ステファンGP、USF1買収に成功? USF1の参戦権を使って途中参戦を目指す
2010年03月20日 11:19:11 (記事: nien)
非常に充実した準備を整えながらも土壇場での参戦権獲得に成功しなかったステファンGPは、計画失敗後、親会社であるエンジニアリング企業AMCOの信用に疑問を投げかけられるなど、厳しい状況にあった。しかし、彼らは今でも2010年シーズンの参戦を諦めていないことが明らかになっている。彼らはUSF1の買収に成功したとされており、USF1が保有していた参戦権を使って2010年シーズン途中からの参戦を目論んでいるようだ。
しかし、周知のようにUSF1の参戦権はすでに没収されたものと考えられており、ステファンGPの望みが叶う可能性は低い。実際、FIAは2011年シーズンからの参戦者を募集しており、2010年シーズン途中からUSF1の参戦権で参戦することはできないだろう。
それでもチームオーナーであるゾラン・ステファノビッチ氏はUSF1買収契約が完全に完了次第、2010年シーズン途中から参戦する気でいるようだ。ステファノビッチ氏の野心は衰えることを知らないが、このまま行けば2011年のエントリー募集に応募し、2011年からの参戦を目指すしかないだろう。だが、当然ながら2011年のエントリーにはデビッド・リチャーズ氏率いるプロドライブ、ローラなどの有力チームも名乗りを上げるものと見られている。
このページの先頭へ戻る▲
|