ロシア政府がルノーのスポンサーへ!マシンにはロシア自動車メーカー、ラーダのロゴが
2010年03月02日 20:12:46 (記事: nien)
ルノーF1チームが強力な支援を取り付けることに成功したことが明らかになっている。ロシアのウラジミール・プーチン首相が、2010年のルノーF1チームを同国が支援することを発表した。これによりルノーのマシンにはロシアの自動車メーカー、ラーダのロゴが掲載される。また、プーチン首相はビタリー・ペトロフにも触れ、フランスとロシアの協力の象徴だと評した。
この支援はルノー自動車のカルロス・ゴーン社長とプーチン首相の会談によって決まったようだ。
プーチン首相は「EFE通信」に対して次のように述べている。
「まずは第一段階としてこの活動のスポンサーになる。その後、プロジェクトへの財政関与を強める可能性もあるだろう」
また、ルノーはラーダの親会社アフトバースの株式を2008年に10億ドルで買収しているが、今後関与を深める可能性があるようだ。これらのバックアップ体制、ロシアの関わりを見る限り、持参金の問題から解雇の可能性も取りざたされていたペトロフのシートも安泰と見ていいかもしれない。
ペトロフにとっては安心して挑戦できる環境が整いつつあるといっていいだろう。後は自らのパフォーマンスで評価を高めるだけである。期待したい。
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