バリチェロ、ウィリアムズが旋風を巻き起こすと自信を見せる!
2010年03月01日 04:03:59 (記事: nien)
今オフのテスト・シーズンにTwitterで様々な情報を流してくれたルーベンス・バリチェロだが、メディアに対するコメントも豊富だ。彼がこれだけ口を滑らかにしているのはウィリアムズの新車FW32のポテンシャルの高さが一つの理由になっているようだ。ウィリアムズはテスト中、時折素晴らしいペースを発揮しており、注目を集めていた。当初は久しぶりに復帰するコスワース・エンジンの力が見えなかったこともあって戦力が過小評価されていたが、今では十分にセカンド・グループで戦えるとの予想が増えている。
バルセロナ合同テスト最終日こそバリチェロは7番手タイムと中位に留まったが、前日のニコ・ハルケンベルグは堂々のトップタイムだ。マシンの信頼性も十分に高まりつつあり、スピードも備わってきた。バリチェロもシーズンインに向けて楽観的に構えている。
彼は次のように述べている。
「金曜のニコのタイムは僕らが初めて試した軽量タンクでのアタックだ。僕らは確実に何人かを驚かせたと思うよ。突然ウィリアムズのことがパドックの話題の一つになったからね。実はこの冬でヒーローになろうと思えば簡単だったんだ。全てのテストで軽量タンクでやればいいんだからね。全てのテストで1番になれたと思うよ。でも、それではマシンから何が得られたか答えられない。当然そうじゃないよね。僕らには競争力があるし、ウィリアムズ・コスワースは今シーズン、サプライズを与えるチームの一つになるだろう。とにかくマシンは競争力のあるレベルに達していると感じている」
ウィリアムズのスピードが本物ならばザウバー、ルノー、フォース・インディア、トロ・ロッソにとっては脅威となるだろう。場合によってはマクラーレンやメルセデスGPを食う力を持っている可能性もある。
ウィリアムズが復帰に向けてモチベーションの高まっているコスワースのスタッフらをどこまで喜ばせることができるのか注目である。また、昨シーズン、チャンピオンシップ争いに加入したことで調子を上げたバリチェロのウィリアムズでの挑戦にも期待したい。
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