BMWザウバー、バルセロナ合同テスト2日目レポート
2010年02月27日 03:46:05 (記事: nien)
BMWザウバーにとってバルセロナ合同テスト2日目も生産的な一日となった。前日に引き続きC29のステアリングを握ったペドロ・デ・ラ・ロサは合計で114周を大きなトラブルなく走りきり、その中で1分20秒937というベストタイムを記録。全体の3番手につけた。BMWザウバーはこれまでの13日間のテストの多くでタイムシートの上位をキープしており、シーズンインに向けて期待感が高まっている。
この日は開幕戦バーレーンに向けて実戦的なプログラムを行うチームが目立ったが、BMWザウバーも例に漏れずフリー走行、予選、決勝レースのシミュレーションに取り組んでいる。長年実戦から離れていたデ・ラ・ロサにとってもレースウィークの流れのイメージを取り戻すのに役立ったはずだ。
テスト後、デ・ラ・ロサは次のように述べた。
「今日のバーレーンに向けた準備はとてもよかったよ。マシンの信頼性もいい。パフォーマンスもね。特に決勝レースのシミュレーションに取り組んでいた時のペースはよかった。テストは本当に充実したものになったし、僕としては開幕戦までの間にやれることは全てやったと思う。それに久しぶりにレース距離を走ったことは僕にとっても重要だった。調子もいいし、楽観的に構えていられるね」
翌日からの後半2日間は小林可夢偉がテストを担当する。可夢偉もデ・ラ・ロサと同様にセットアップ・プログラム、レースウィークのシミュレーションに取り組むことが予想される為、彼のペースに注目したい。
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