ジャック・ビルヌーブ、F1復帰を目指した交渉継続中
2010年02月10日 19:15:09 (記事: nien)
元ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブは今でもF1復帰を諦めていない。2010年シーズンに向けたストーブリーグはほぼ終わりに近付いており、空いているシートはカンポスとUSF1に僅か1つずつである。場合によってはビタリー・ペトロフがルノーのシートを失う可能性があるが、彼の後釜はクリスチャン・クリエンも狙っており、状況は決して楽観できるものではない。
ビルヌーブにとって苦しいのは、ペトロフにしてもカンポスやUSF1の有力候補ドライバーにしてもお金の面では完全に負けていることだ。彼がアピールできるのはかつての経験と才能だけであり、交渉は上手くいっていない。
しかし、それでも彼は諦めておらず、最近になって浮上したペトロフが持参金の確保に失敗したという噂に力を得たようだ。場合によっては今後ルノーのシートが再び空く可能性があり、彼はそのシートを狙っている。ビルヌーブは「ruefrontenac.com」に対して次のように述べている。
「何百万も持ち込むドライバーと戦うのはやはり難しい。でも僕はこの挑戦を怖がってはいないよ。チームには僕をマシンに乗せることのメリットを懸命に説明している。実際、彼らからのメッセージはかなり良くなってきているんだ」
また、ルノーのシートはクリエンも狙っている。特に彼はルノーの最終候補の一人にまで残っていた為、ペトロフが脱落した場合の有力候補と見られている。
ミハエル・シューマッハ、ペドロ・デ・ラ・ロサといった比較的高齢のドライバーが復帰する中、ビルヌーブも続くことができるのか注目である。
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