9日にロータスは英シルバーストーン・サーキットで新車のシェイクダウンを極秘に実施したが、AUTOSPORTが写真撮影に成功した事が明らかになっている。シェイクダウンはリザーブドライバーであるファイルーズ・ファウジーの手で行われ、基本的なシステムチェックは問題なかった模様。マシンはこの後12日にロンドンで正式に発表される予定。
写真は
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チーム代表のトニー・フェルナンデスはいつものように自身のTwitterで次のようにコメントをつぶやいた。
「シェイクダウン開始。少し涙が出るよ」
また、肝心のマシンは比較的保守的な印象を受けるデザインとなっている。今シーズンの流行である極端なハイノーズやV字ノーズ、ローバックダウンされたサイドポッドなどは取り入れられていないようだ。フロント・ウィングの構成もかなりシンプルに見え、戦闘力を想像するのも難しい。少なくともヴァージン・レーシングのVR-01の方が流行を取り入れた良いマシンに見えるのは気のせいではないだろう。
とにかくマシンの力に関しては来週のヘレス合同テストで明らかになってくるはずだ。
なお、マシンカラーリングはロータスの伝統色であるグリーンがベースになり、イエローが配色されたシンプルなものとなっている。こちらもライバルであるヴァージンと比べると地味な印象かもしれない。