ラルフ・シューマッハ、ステファンGPからの興味を認める
2010年02月05日 21:58:18 (記事: nien)
ラルフ・シューマッハはステファンGPからレースドライバー候補として関心を持たれていることを認めた。今のところ参戦権を持たないステファンGPだが、参戦体制はカンポスやUSF1よりも整っており、テストの予定も立っている。レースドライバーも一人は中嶋一貴を確保しているものと見られ、残る一人を決めるだけだ。そしてF1のボス、バーニー・エクレストン氏はラルフを推薦している。この状況下でラルフも噂に対して口を開いた。
エクレストン氏はステファンGPと連絡を取り合っていることを認めると共に、ラルフをレースドライバーとして起用することが最適だろう、との意見を示した。
ラルフは旧トヨタF1チームに3シーズン在籍していた経験から、ステファンGPのスタッフとも馴染みがある。また、トヨタの仕事の進め方も熟知しており、新チームにとっては最適なベテランドライバーとなるだろう。そして、ラルフ自身、彼らのプロジェクトに惹かれるものを感じているようだ。彼はドイツの「Bild」紙に対して次のように述べている。
「ステファノビッチ氏は、とても真剣で目的意識の高い印象を受けた。彼らが僕に興味を抱いていることは知っている。でも、現時点ではまだ何もコメントできないよ。これが本当に興味深い選択肢かどうかもまだわからないしね」
ラルフとステファンGPとの契約は、彼らが参戦権を得られるかどうかにかかっているだろう。
カンポスが来週中にも参戦を断念すれば、ラルフとステファンGPの契約も早々に結ばれるかもしれない。しかし、カンポスが粘るようであれば、もしくは何とか参戦を実現するようならば、ラルフはステファンGPには加入しないだろう。
いずれにしても、しばらく様子見が必要だ。
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