錯綜するカンポスに関する噂。テスト参加予定はどうなっている?
2010年01月28日 00:21:26 (記事: nien)
カンポスの周辺が騒がしくなっている。数ヶ月前までは財政を最も心配されていたチームはUSF1だったが、今ではカンポスがその座についている。彼らは本当に開幕戦のグリッドにマシンを並べることができるのだろうか? そして2月から解禁するテストにどのタイミングで合流する予定なのか? ある関係者は彼らがテストを一日も行わず、バーレーンでマシンをシェイクダウンすることになると語っている。しかし、別の人物は2回目、もしくは3回目の合同テストから合流できる、と語っている。一体何が正しく何が間違っているのだろうか。
まず、チームのストラテジー責任者ダニエル・エイセン氏は26日、AP通信に対してテスト予定に関して次のように述べている。
「バーレーンがテストとなる。我々にとっては初戦とはいえない。とは言え、マシンは順調だし、契約済みのドライバーも一人いる。我々は開幕戦のバーレーンに参戦するつもりだ。我々が新チームなので皆が心配するのも当然だと思うが、とにかく全ての準備を整え、マシンをグリッドに並べたいと思っているよ」
彼は2月に予定されている合同テストには参加できないだろう、と語っている。彼の言葉は彼らが未だにブリヂストンに対してテスト用のタイヤを発注していないことからも正しく見える。ところが、カンポスの経営に参画することを目指しているトニー・テシェーラ氏はそう考えていない。彼は英BBCに対して次のように述べた。
「その話は知っているが、私がチーム代表から聞いたものとは違うようだ。彼らは2回目のテストに間に合うかもしれない。ダメでも3回目には必ず間に合う。レースにも参戦する。目標は2回目のテストだよ」
テシェーラ氏はチーム株式の一部取得に向けて今も交渉中という。
しかし、カンポスに関する噂を見る限り、状況が良くないことは間違いない。
彼らはいつ新車をトラックにデビューさせるのか? いつテストを行うのか? 開幕戦に間に合わせることができるのか? 何もかもが不透明で先が見えない。いよいよ正念場を迎えることになりそうだ。
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