マッサ、バレンティーノ・ロッシを圧倒!
2010年01月25日 21:39:32 (記事: nien)
フェラーリは20日から3日間、スペイン、バルセロナのカタロニア・サーキットでクリエンティ部門が所有する2008年シーズン用マシン、F2008にGP2用タイヤを使ったテストを実施したが、前半の2日間を担当したバレンティーノ・ロッシのベストタイムが非常に速かったことから、彼のF1転向が再び噂されることになった。ところが、最終日にステアリングを握ったフェリペ・マッサによってロッシのタイムの速さは否定された。マッサはロッシより更に2.4秒も速いラップタイムを記録したようだ。
ロッシが2日目のテストで記録したベストタイムは1分21秒900。これは2008年シーズンのスペインGPの予選でキミ・ライコネンが記録したポール・ポジションのタイムから約0.1秒しか離されていないものだ。もちろん、ライコネンが乗ったF2008とロッシが乗ったマシンではタイヤも条件も異なる為、純粋な比較はできない。しかし、素晴らしいタイムであることは間違いない。その為、このペースをもって彼が現役F1ドライバーと遜色ないスピードを持つと評価された。
ところが、翌日に同じマシンに乗ったマッサは彼よりも2.4秒も速かったという。
マッサのベストタイムは1分19秒5。
マッサとしても2輪ライダーのロッシには負けたくないとモチベーションが高かったかもしれないが、結果的には貫禄のタイムである。今シーズン、負傷から復帰を果たすマッサとしても満足のいくタイムだろう。
しかし、ロッシには更にいいタイムを記録してみせてほしい。今年の年末や来年に再び彼がフェラーリをドライブする機会があるかもしれない。その時を再び楽しみにしたい。
(参考情報:、関連情報:特になし)
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