ヴァージン、エンジン名をコスワースからマルシアに変更予定
2010年01月13日 12:16:31 (記事: nien)
ヴァージン・レーシングがコスワースの名を使わずに参戦する方針であることが明らかになった。ヴァージンはロシアのスポーツカー・メーカーであるマルシアのブランドをエンジンバッジに使用、マシンの正式名称をヴァージン・マルシアにする予定であるという。コスワースはこの変更のオファーに対してマルシアに150万ポンド(約2億2千万円)、ヴァージンにも同額を要求するということだ。コスワース側とすれば2010年シーズンは5チームへエンジンを供給するため、ブランドアピール効果は元から十分にある。1チームが別の名に変えるのはデメリットどころか良い収入となり嬉しいところだろう。
マルシアはヴァージンのスポンサーの一つとして一月前のチーム体制発表会では発表されていたが、F1への関与を深める決断をしたようだ。マルシアはF1をブランド認知度アップのために最大限利用する。単にスポンサーの一つとして投資するよりも、エンジン名を手に入れればブランドの露出度はより増える。効果は劇的に上がるだろう。
ヴァージン・マルシアのマシンがトラックに初登場するのは2月3日が予定されている。場所はイギリス、シルバーストーン・サーキットだ。
(参考情報:、関連情報:特になし)
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