USF1、ドライバー・ラインナップ決定か!?
2010年01月06日 03:17:00 (記事: nien)
USF1のドライバー・ラインナップがようやく決定したようだ。アルゼンチンの「Corsa」紙はホセ・マリア・ロペスとジェームズ・ロシターがレースシートを獲得した可能性が高いと報じている。マリア・ロペスに関しては以前から仮契約を締結済みと見られており最有力候補の一人だったが、もう一人のドライバーまでもが新人になるとは少々の驚きかもしれない。ただし、正式発表があるまでは本当にこの二人が加入したのかどうかはわからない。
とはいえ、ロペスに関してはかなり信憑性が高そうだ。
Corsa紙では、ロペスがすでにF1マシンへの準備としてF3のマシンを使ったテスト走行を二日間実施したと報じている。ロペスは2006年のGP2以来シングルシーターでレースをしていないため、勘を取り戻すためにF3でのテストの準備にかかっていた。各所の協力を得てそれが実現したようだ。
ここまで準備を整えているだけに彼がすでにUSF1と契約しているのは間違いないものと見られている。
そして気になる彼のバックアップだが、アルゼンチン企業がいくつかサポートについているようだ。ロペスのマネージャー、フェリペ・マクゴー氏は状況について次のように述べている。
「大きな進展があったが休暇があったのが厄介だったね。でも全て順調だよ。契約は慎重に扱わなければならないものだし、発表はチームからなされるだろう」
F3マシンで準備を進めるロペスとは別にチーム側も彼の加入準備に動いているという。チームのスポーティング・ディレクター、ピーター・ウィンザー氏は彼のスーパーライセンス取得に向けて実際に動いているということだ。ライセンスが無事取得できればおそらく正式な発表となるだろう。
また、もう一つのシートに座る可能性が高まっているロシターについてはかつてホンダのヤング・ドライバー・プログラムに加入していたため、覚えているファンも多いだろう。2004年に育成プログラム入りしたロシターは2005年にBARホンダのテストドライバーに就任、2006年、2007年もホンダのテストドライバーを務め、スーパーアグリF1チームのテストドライバーも担当している。F1マシンのドライブ経験は豊富だ。
正式発表を待ちたい。
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